
患者背景
70代 男性、高尿酸血症
痛風発作が治まり、かかりつけ医から新しく薬が処方された。
「痛風の薬を出すと聞きました。診察の際に服用に際しての注意点、発作が出た時の対応等の説明がありましたが、よくわからなかったので教えてください。 それから、ここだけの話ですが、昔からビールが大好きでやめられず、内緒で飲んでいます。やっぱりだめですか?」 と、相談を受けた。
処方内容
ドチヌラド錠1mg 1錠 1日1回 夕食後 14日分
*ドチヌラド錠は、新規処方。
頓服薬:ナプロキセン錠の残薬があることは確認済み。
問. 次の記述のうち、間違っているものはどれか。すべて選べ。
- ドチヌラド錠は1mgから開始し最大4㎎まで増量が可能である。
- 服用開始前に痛風関節炎(痛風発作) が認められた場合は、症状がおさまるまで本剤の投与を開始せず、ナプロキセン錠を頓用し、早めに受診するよう促した。
- 服用中に痛風発作が出た場合、ドチヌラド錠の投与量を減量する。
- 水分を十分に摂取し、尿量の増加及び尿のアルカリ化をはかるよう指導した。
- 摂取するプリン体量は1日400㎎以下に抑えることが推奨されている。



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