第29回 ~帯状疱疹ワクチンの接種について聞かれたら?・・・定期接種化に伴う知識のアップデート~

患者背景

薬局に処方箋をもってこられた65歳の患者さん。服薬指導後に薬剤師に尋ねました。
「知人が帯状疱疹後の神経痛でとても苦しんでいるのよ。最近帯状疱疹のワクチンが公費で打てるようになったと聞き、自分にもお知らせが来ました。
2種類あるみたいですが、どう違うのですか? どっちがいいのでしょうか?」
当該自治体では2025年4月から帯状疱疹ワクチンが定期接種化され、対象者向けに摂取案内が配布されていた。

問.この患者への返答として正しいものを2つ選びなさい

  • A.組換えタンパクワクチン(シングリックス)は、高齢者でも発症予防効果・PHN(帯状疱疹後神経痛)予防効果が非常に高く、QOL低下を防ぐうえで重要な選択肢であることを伝える。
  • B.定期接種は原則「生涯で1回」だが、生ワクチンおよび組換えタンパクワクチンのいずれも公費対象であり、免疫状態・費用負担に応じて選択できることを伝える。
  • C.帯状疱疹にかかったことのある患者は、すでに免疫があるため定期接種の対象外となると伝える。
  • D.生ワクチンは免疫不全者(例:がん治療中)にも接種可能で、シングリックスより適用範囲が広いと伝える。
  • E.組換えタンパクワクチンはPHN予防効果が生ワクチンと同等であるため、1回接種の生ワクチンを推奨すると伝える。

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