排尿障害のある患者がリクエストした胃薬の変更処方

患者背景

75歳 男性
「最近胸やけとゲップがあって胃の調子が悪くって、ドラッグストアでガスター10®を買って飲んでみたら効いたもんで先生に処方してもらうようにお願いしてみたんや。でも先生はもっと合う薬があるって別の薬に変えてまったみたい。どの薬なんかな??逆流性なんちゃらって言われて、今度胃カメラの検査するで緊張するわ。」

処方内容

タムスロシン塩酸塩錠0.2㎎1T/朝食後

デュタステリド錠0.5㎎AV1T/朝食後

ラベプラゾール錠10㎎1T/朝食後

ニフェジピンCR錠20㎎1T/朝食後

トラゾドン塩酸塩錠25㎎1T/寝る前

ゾルピデム酒石酸塩錠5㎎1T/寝る前

エペリゾン塩酸塩錠50mg1T/頭痛時

アセトアミノフェン錠200㎎2T/頭痛時


(前回と比べラベプラゾール追加となっている)

その他情報
身長:172㎝ 体重:68㎏ 血清クレアチニン値:0.78mg/dL
尿の出しにくさと頻尿に悩みがあり、総合病院の泌尿器科受診を検討中

問1.以下の文章で正しいもの2つを選んでください。

  1. 現在、腎機能の低下があるため、ラベプラゾールに変更になったのではないかと説明する。
  2. 現在治療中の、前立腺肥大症への影響を考慮してラベプラゾールに変更になった可能性もあると説明する。
  3. ラベプラゾールの処方日数が8週間以内であることを確認する。
  4. 処方薬のうち、日本版抗コリン薬リスクスケールにて、抗コリン薬のスコアが設定されている薬はニフェジピンとゾルピデムとエペリゾンである。

問2.以下の3つの薬物を、日本版抗コリン薬リスクスケールにて抗コリン薬のスコアが高い順に並べてください。

イミダフェナシン 硝酸イソソルビド パロキセチン

問2.以下の3つの薬物を、日本版抗コリン薬リスクスケールにて抗コリン薬のスコアが高い順に並べてください。

エピナスチン セチリジン クロルフェニラミン 

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