第31回 マイナンバーカード薬剤情報から適応症齟齬を防止できた症例

患者背景

70代 女性

既往歴:30代 子宮筋腫で手術

現病歴:50代からかかりつけの内科にて脂質異常症と高血圧の投薬治療を受けている。

70代でリウマチを発症し、近所の整形外科を受診。市中病院の整形外科に紹介になり、現在も病院で治療を受けている。改善はしたが、現在も若干手のこわばりがある。

「最近ね、朝と夜の血圧が両方高くなってきて、今日は先生が血圧と脈を下げる薬を追加するって。なんかテープの薬って言われたけど、どういう薬なの?うまくできるかな?」

処方内容

本日の処方:かかりつけ内科より 

ロスバスタチン錠5㎎ 1T/朝食後 アムロジピン錠5㎎ 1T/朝食後 ビソノ®テープ4㎎ 1日0.5枚/朝 胸部に貼付  すべて60日分

問.薬剤師の対応として最も適切なものを選べ。

  1. 内科医に疑義照会し、在庫していて切る必要のない ビソノ®テープ2㎎ 1日1枚 に変更を提案する。
  2. 患者には手のこわばりがあり、貼付に対して不安を抱えているため、内科医に疑義照会し、内服のビソプロロール錠2.5㎎ 0.5錠 朝食後に変更を提案する。
  3. 薬効成分のビソプロロールは主に肝代謝を受けるため、採血結果を見せてもらい、肝機能を確認するとともに、リウマチの併用薬も確認してから交付する。
  4. 患者には手のこわばりがあるため、ビソノ®テープ4㎎をあらかじめ全て半分に切って交付する。
  5. 「血圧や脈が下がりすぎた際には、テープを剥がせばすぐに薬の効果が切れるので安心してください」と説明する。

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