パーキンソン病の治療でエフピーOD錠を服用中の患者に新規処方されたアジレクト錠

患者背景

軽度パーキンソン病の70代女性Aさん。
院外処方箋を持参した薬局にて・・・
「退院後、はじめて外来受診をしたところ、担当医から、副作用が少ない薬が新しく採用されたので今回から薬を変更します。明朝から新しい薬を飲むようにと言われました。
実は前の薬が余っているのよね、どうすれば良いかしら?」

今回の処方内容

アジレクト錠1mg 1錠 1日1回 朝食後 28日分

お薬手帳より

エフピーOD錠2.5mg(セレギリン塩酸塩口腔内崩壊錠)からアジレクト錠1mg(ラサギリンメシル酸塩錠)に処方が変更されたことを確認した。 

問 )今回の対応として、正しい内容をすべて選べ

1 エフピーOD錠の残薬がある旨を医師に照会した。照会した内容に対し返された医師から指示に基づき、エフピーOD錠の残薬を飲み切った翌日からアジレクト錠を服用するように患者に伝えた。

2 投薬済のエフピーOD錠の残薬について、薬局では廃棄できないため自宅にてご自身で廃棄するよう患者に伝えた。

3 残薬のエフピーOD錠を引きとった後、廃棄には都道府県職員の立会いが必要である。

4 調剤済み医薬品の覚醒剤原料を引き取った場合、その品名・数量・年月日を帳簿に記載しなければならない。

5 調剤済み医薬品の覚醒剤原料を引き取った場合、廃棄後30日以内に「交付又は調剤済みの医薬品である覚醒剤原料譲受届出書」を厚生局に届け出る必要がある。

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